斥候(せっこう)訓練とは
自衛隊には「斥候」という訓練があります。 少人数で編成されたチームが、敵陣地に忍び込んで偵察や攻撃を行い、帰還するというもの。 当然、銃を持って行動します。実弾ではなく空砲(くうほう)ですが、撃たれたら本気でビビります。
夜の闇の中、敵陣地へ
その日の訓練は夜間の斥候でした。 数名でチームを組み、敵陣地まで移動。闇の中を慎重に進んで、目標地点で空砲を撃ち込む。 ここまでは予定通りでした。 問題はその後です。
見つかった。全力で逃げた。
攻撃後、離脱しようとしたところで敵に見つかってしまいました。 仲間4人で全力ダッシュ。銃を持ったまま、とにかく走る。 ところが追いかけてくるのが持久走の選手みたいな人で、とんでもなく速い。 どこまで逃げても、振り返るとまだ来てる。
銃を持って4キロ逃走
結局、銃を持ったまま約4キロ走り続けました。 全員ほぼ半泣き状態。 「もう勘弁してくれ……」 心の中で何度も叫びましたね。 捕まったら本部まで連行されるので、それだけは絶対に避けたかった。同じ自衛隊員だから無茶はされないとはいえ、捕まった時のあの空気は本当に怖いんです。
駐屯地の怪談話
これは完全に余談なんですが、駐屯地内で幽霊的なものが目撃されたという話はちょくちょくありました。 私自身は見たことはありません。正直あまり信じてもいないです。 ただ、同じ部隊の何人かは「見た」と言っていましたね。 古い駐屯地にはそういう話がつきもの……なのかもしれません。信じるかどうかはあなた次第です(笑)
まとめ
訓練は基本的にキツいんですが、振り返ると笑い話になるエピソードが多いのも事実です。 銃を持って全力で4キロ逃げた経験なんて、普通の生活では絶対にできません。 こういうリアルな体験があるからこそ、自衛隊という環境は独特で、面白いんだと思います。

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